Buono!なすし

嵐のような1月が去って、ワタシの職場にもようやく春が巡ってきました。
ワタシの周りの人たちなんて、終業のチャイムと同時にダッシュかまして、30分も経たないうちに誰もいなくなります。
気がつけばワタシだけ。
まぁ仕事がさばけないんですよw
そんな中いつものように一人ぼっちでチンタラやってたら、いつも遅くまで残ってる大係長がつかつかつかとやってきて、
「おう、メシどうするね?」
とか聞いてきたんですよ。
“いやいやいやwもう帰りますよ。帰りにラーメソでも食って帰りますから”
なんて返したら、
「じゃ外に食いに行こっか」
って、
えぇ〜w
説明しますと、大係長と私たち職員は常に敵対関係にありまして、
やたらと仕事を振ってくるわ、融通はきかねぇわ、理屈っぽいわで、闇討ちにしたいナンバーワンホストです。
そんな大係長の誘いなんてぶっちぎりで無視するところですが、思わぬ臨時収入があっておごってくれるというもんだから、
たまには点数でも稼いでおくかいうことでついて行く事に。
大係長の後ろをついて行って小倉の夜の街をホイホイ歩いてたら、紺屋町のハッスル系の店の並びにひっそりとある
オトナの隠れ家的なお寿司屋さんに着きました。

“係長!ここすしやですし!”
「あぁいいよいいよ。たまにはこういうところもいいやろw」
“はぁ?何それ自慢?w”
“でも、
 食べたい!食べたい!食べたいよー!”


素直じゃないとね♥


というわけで回らないおすし屋さんにお呼ばれされちゃいました。
残念ながらじぶん、さかなは白身と赤身くらいの違いしかわからない味覚貧乏なんですけど、
ウニがBuono!
タイがBuono!
たまごがBuono!
あ、ちゃんとさかな風味のたまごね。
そして、
マグロがBuono!
おいしい寿司が好きBuono!ごちそうさまにはまだ早い
八分目?そんなこと言ってませんw
ちゃっかり二人前いただいちゃいましたw


まったく古風なお寿司屋さんで、ほっぺに指当ててBuono!
とかイタリア語を発しているお客さんはワタシかジローラモくらいなもんでしょう。
いや、非常に満足しました。


ちょっと大係長がいい人に見えてきました。


しかしおごってもらった以上、しばらくは頭が上がんないっすよね。
これをいいことに次々と資料作成の矢が飛んできたらヤダなぁと。
んで周りの人が聞いたら、「アンタたましい売ったね!」とか言われかねないなぁと。
でもおすしがBuono!だったからいいやw
なんてことを考えながら缶ビール片手に家路に着いたおしゃむなのでした。