期待に応えるということ

当り前のように結果を出すということは
簡単そうに見えて実は難しい。
期待に応えるためには、普段から練習を積んでおかなければならないし、
不断の努力が必要だ。
昔野球をやってたからって、かつての運動神経があるわけじゃないし、
なにより心の準備ができないというのが本音だ。
今日の試合、4番を任されたが、
5打席回ってきて内野安打1本に終わってしまった。
あとはショートゴロ、ショートゴロ、レフトフライ、レフトフライ。
期待に応えられなかった。
普段プレッシャーがかかる場面とかそんなにないから、
打席に入るだけで“4番なんだから打たなきゃならん”みたいな、
意味のないプレッシャーに押しつぶされたかな。
本人的にはプレッシャーなんて無縁なんて思っていたけど、
僕も人の子ですね。
ま、チームは準優勝に終わったから救われたけど、
あの場面で1本出てたら、という後悔はあります。
終わったことだから、言っても仕方がないことは、言っても仕方がないかもね。


そう考えると、
ステージの上に立ち、
常に100%のパフォーマンスを求められるあの子たちって凄いな。
特に愛理なんかは歌に期待されるわけで、ちょっとコンディションが悪かっただけで
「今日の愛理は調子が悪かったな」とか批判の対象になることもある。
それに、彼女たちはプロとしてやってるわけだから、
求められる出来高を残せなかったときは、叩かれることもあるかもしれない。
そうやって、あの子たちは、僕たちにはわからないところでプレッシャーと戦ってるんだな。
ただ彼女たちは、普段からレッスンを積み、そのプレッシャーに負けないよう準備をしているわけだ。
一言で言うと、それでお給料をもらってるから当たり前と言えば当たり前だ。
だけど、
当たり前のことを当たり前のようにすることほど難しいものはない。
彼女たちが影で努力しているからこそ、僕らは最高のパフォーマンスを見ることができて、
気持ち良く帰ることができるんだな。
本当に、ありがたいことだと思う。


自分のふがいなさから、
そんなことがちょっぴりわかった一日でした。