セ・リーグCS第1ステージ第2戦

○中日3−2ヤクルト●
中日・吉見、ヤクルト・館山の最多勝投手対決となった第2戦。
見応えのある投手戦でした。


勝負の分かれ目は7回でしたね。


7回表、先頭のガイエルがヒット。鬼崎が送って8番川本。
この場面でヤクルトベンチは次の館山のところに代打衣川をスタンバイさせていました。
結局川本は内野フライに倒れてしまい、2アウトとなったのでそのまま館山が打席に入り、
あっさりと打ち取られてしまいます。


一方で7回裏の中日の攻撃。
先頭の8番谷繁が詰まりながらもセンター前にヒット。
次の吉見で代打かなぁと思ったのですが、そのまま吉見が打席に立ちます。
吉見はプレッシャーのかかるこの場面で、見事送りバントを決めチャンスを拡げました。
その後2アウトとなって、対館山21打数ノーヒットの荒木が値千金のタイムリーを放ち勝ち越し。
勝負ありました。


最多勝同士の見事な投げ合いを見せてくれた第2戦でしたが、
代打を出すか出さないかで気持ちが揺れた館山。
自らの送りバントでチャンスを拡げ、8回を投げ切った吉見。
この最多勝投手にかけるベンチの信頼が、勝敗を分けたと言えるのではないでしょうか…




みたいなことを今中が言ってました。
(受け売りでスマソw)


まぁ、あとは井端ですね。
序盤、吉見の球があまり走っておらず、度々ランナーを背負って投げていたのですが、
井端のファインプレーでゲッツーを取ったり、背面キャッチでヒットを防いだりと、
井端の守備で立ち直ったような気がします。
短期決戦はピッチャーが重要ですけど、守備も大事ですねぇ。
点をやらないことが負けないことですからね。


さて、これで1勝1敗のタイに。
いよいよ明日の第3戦で決着がつきます。
先発は、ヤクルトが由規、中日は中田が有力だそうです。
中田は地元KTQ出身の選手だから頑張って欲しいですな。


ま、
ヤクルトに勝ってもらいたいんだけドネw