今日の甲子園

大会第9日目です。

夏の高校野球 東北など3校が勝ってベスト16出そろう
毎日新聞 - 2009/8/18 20:19

 第91回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)は18日の第9日は2回戦3試合があり、ベスト16が出そろった。伝統校同士の顔合わせは、東北(宮城)が粘る日大三西東京)を終盤に勝ち越して3回戦進出。都城商(宮崎)は7犠打飛を絡めた効果的な攻めで三重(三重)を降し、初出場で8強入りした81年(第63回)以来28年ぶりの甲子園2勝を挙げた。1回戦の勝利で春夏通算50勝としていた智弁和歌山(和歌山)は、九回の集中打で札幌第一南北海道)を逆転して51勝目。

第1試合は東北対日大三高との対戦。
勝った方が菊池君の待つ花巻東と対戦することになります。
ある意味死刑宣告を受けるようなもんですね。
や、それは言いすぎとして、この試合です。
宮城代表と東京代表(西東京ですけど)との対決ってあまり記憶にないよなぁと思って、
過去10年の対戦履歴(センバツ含む)を調べてみたら、
今年のセンバツ利府高校早実と対戦して、5−4で勝ってましたよね。
あとは平成17年のセンバツで一迫商が修徳と対戦して勝っています。
もうちょっと掘り下げてみます。
あ、思い出しました。
平成元年に仙台育英が帝京と決勝戦で対戦したんでした。
大越さんですよ、いまや早鞆高校の監督さんの、大越さんがいたときですよ。
この時は0−2で負けてますね。
あとはどうでしょうねぇ・・・
昭和62年の選手権で東北と帝京が対戦してますね。
この時も0−3で敗れています。
昭和62年の帝京って言ったら、芝草宇宙がいたときですから、これは勝てなくてしょうがないか。
で、25年遡って、昭和59年の夏に東北と日大一高が対戦してます。
これ、今回の対戦に近いですね。
その時は2−1で東北が勝っています。
というわけで、宮城代表と東京代表が戦ったら、帝京じゃなかったら勝てるみたいですよ。
それを踏まえてこの試合を見てみます。
結果は、3−2で東北の勝利(←あっさりしすぎw
う〜ん、ジンクスとか信じてる、あなたが好きよ(MY LOVE)
ま、この試合のハイライトは、8回裏二死満塁で、カウント2−1から日大三高の籾山選手に放った、
東北佐藤投手渾身の外角ストレートでしょう。
ややサイドから140放られたらバッターは怖いだろうなぁ。
千奈美に今年の福岡県代表の九州国際大付属は、前東北高校監督の若生さんが監督。
今年からユニホームを東北テイストにしてしまったんですけど、若生さんのいた東北高校リスペクトでしょうか。
本家東北と九国が対戦したら、ユニホームで見分けがつかないので、なんだかわけわかめ


ヤヴァイ、
調子に乗って書き過ぎてるw
さらりとね、さらりと。


第2試合は都城商と、
我が愛しの熊工をやっつけちゃった三重高校との対戦です。
だから当然都城商を応援しましたよw
熊工の仇を、隣県の宮崎代表が討ってくれると信じてました。
だいたい、同じところに九州代表が狩られてたまるかってんですよw
さて、試合は2−2の同点から、5回表に都城商がタイムリー、犠牲フライ、
押し出しで3点を奪い、
その後も着々と追加点を加えた都城商が8−3で三重高に快勝。
都城商新西投手は3失点無四球完投。
おめでとー
イェイ!
千奈美にワタシの知ってる新西さんは、ウエストが40センチくらいしかない、華奢な消防士。


第3試合はにょきにょきチャンピオン岡田投手を擁する智弁和歌山札幌第一との対戦。
智弁の岡田投手は初戦の滋賀学園を完封。
なんとこの夏は地方予選を通じて1点も取られてないとかw
さすが智弁熊井ちゃんだよ。
今日の試合もあっさりと完封しちゃうんじゃないかと思ってましたが、
苦戦しましたねぇw
まず自らの暴投で無失点記録が途絶えてしまうという不安な立ち上がり。
一時同点に追いつくも、札幌第一が効果的なタイムリーで4回終わって5−2。
あの岡田投手が5点も取られるなんて・・・
こういうわけわからん時は、そのままズルズル行ってしまいそうな、そんな感じです。
7回表智弁和歌山の攻撃。エラーとタイムリーで1点差に近づいた一死一二塁、
ここで1番大畑選手がヒットを放つもセンター矢田選手の好返球で同点はならず。
あぁ、
智辯学園和歌山高もここまでかなと思ったもんです。
ところがですよ。
あきらめちゃいけませんね。
9回表一死二塁、途中出場の喜多選手が左中間へタイムリ二塁打を放ち土壇場で同点。
その後も西川選手のタイムリーで突き放し、この回一挙4点を挙げて大逆転。
いや、よくぞ土壇場で逆転しきったのう、なんて思ったんですけど、
そういえばココは9回に8点取られて5点取ってサヨナラ勝ちしたことあるチームでしたw
(平成18年のJJ決勝対帝京戦)

そしてこの勝利で智弁和歌山の高嶋監督は甲子園通算58勝目を記録。

智弁和歌山の高嶋監督、最多タイの58勝−高校野球
 智弁和歌山高嶋仁監督は、18日の札幌第一戦で監督として春夏通算58勝目を記録し、PL学園(大阪)の中村順司元監督が持つ最多記録に並んだ。内訳は春23勝、夏35勝。智弁学園(奈良)監督時代に7勝、ほかは智弁和歌山で記録した。 (2009/08/18-18:16)

う〜ん、あのPLの中村監督の数字に並んでしまったんですね。
率直な感想を言うと、PL、KK、中村監督は圧倒的であって欲しいもので、
手に届く数字ではあってはならないみたいな思いがあったんですけど、
智弁和歌山も春1回、夏2回優勝してますし、それだけじゃなくシラ〜っと準優勝してたり、
毎年のようにJJ決勝にコマを進めたりしてて、気がつけば2000年代の最多勝利数を誇ってるんですよね。
この本参照↓

だいたい甲子園に出るだけでも大変なのに、きっちり甲子園で勝つチームを作ってくるんだからさすがですよ。
千奈美にワタシは智弁のアフリカンシンフォニーが好きです。