ハッスル・ツアー2009 〜7.5 in FUKUOKA〜

一年ぶりのハッスルというか、
プロレス自体が一年ぶりだったんですけど、
たまにはプロレスも観た方がいいね。
詳しい試合内容はハッスルのHPが一番詳しいw
ということで、試合の結果はこちらで見てください
http://www.hustlehustle.com/free/fightcard/?id=1237975416


というわけで以下はおしゃ中詩郎的ハイライト。

・KGちょっとかわいい
・タッグチーム・レイザーラモン
・地獄の逆水平
・憧れの白タイツ
・レスラーからケンカ売られる
TAJIRIから依頼される
・「TOKYO GO!」

◆KGちょっとかわいい
最近のハッスルは観てなかったんで、まるでウラシマンだったんですけど、
それなりに新キャラがいて楽しめましたね。
まあ越中マグナムTOKYOがお目当だったんですけど、
第1ハッスルに登場したKGって子もなかなかよさげでした。
HGに憧れて、喫茶店でバイトしてた子が、


リングに上がってしまう。

ま、ギミックなんですけどねw
元は空手少女ですって。
対戦相手の明太子(=ミン・タイ・スー)に見事なハイキックをカマしてましたよ。
この子は打撃系だからいいね。
\(^o^)/チエより使い前があるのではないでしょうか。
だって女子プロが男相手に掴んで投げるのは無理があるもん。
最後は大技使ってたけど、蹴りや突きでリズム作ってました。
ちゃんと試合になってましたね。
明太子はちょっといただけなかったけドネ。


やぁ、KGは格闘家でなくともちょっとかわいいと思いますよ。
また見たい感じです。


◆タッグチーム・レイザーラモン
レイザーラモンをテレビで見なくなったのと引き換えに、
彼らはプロレスラーとして上達してました。
対戦相手二人を向こうに回して、HGが敢行したフライングボディアタックはサマになってましたね〜。
HGはプロレス用にビルドアップしましたかね?
違和感なかったナァw
HGもさることながら、RGが完全に市民権を得てますね。
あのやられっぷりは見事!w
アトミックドロップを喰らって、
反動でピョンってなる姿は何度見ても笑ってしまいます。
あと拝み渡りにもチャレンジしてましたね。
モンスター℃の手を借りて、トップロープをヨロヨロしながら歩いてて、
℃が手を離したら落ちそうになって危ないったらありゃしないw
ま、最終的にはバランスを崩して股間から落下するという、期待通りの動きを見せてくれました。
そんなRGですけど、締めるところは締めるようになってて、
最後はRGのフライングボディプレスで3カウント取ってしまったというw
いやぁ、プロレスラーだナァw
ハッスルがなくなったら食いぶちがなくなってしまうね。


あ、次の相手、タイガージェット・シン&ブッチャー組なんだよね。
RG殺されなけりゃいいナァw


◆地獄の逆水平
メインはハッスル軍対高田モンスター軍の5対5のサバイバーマッチ。
5対5というとどうしてもキン肉星の王位争奪戦を思い出してしまうなw
や、それに負けじとメンツが豪華でしたよ。
ハッスル軍は、
先鋒:天龍、
次鋒:TAJIRI
そして中堅に越中
副将はボノくんで、
大将が、
マグナムTOKYO


や〜越中だけでも十分なのに、マグナムまで観られるなんてお得すぎるw


対する高田モンスター軍
先鋒:“モンスターK川田利明
次鋒:REY大原
中堅:アン・ジョー司令長官
副将:アルマ(外人)
大将:ゲドン(レネ・ボナパルト


先鋒同士から凄いですよ!
天龍と川田ですよ!
天龍なんか来年還暦なのにまだ現役でやってんすからw

(ロックアップする天龍と川田)


そんなリビングレジェンド天龍ですけども、
相変わらずのモノを魅せてくれますよ!
やっぱ天龍と言えば、
逆水平!
それがまったく衰えてませんね。
川田と逆水平合戦をしてましたが、
音が違うw

重いw

川田の顔が衝撃を物語ってますよね〜。
何発か喰らっただけでミミズばれになってましたよ。
素人がアレを喰らったら肋骨折れてしまうんじゃなかろうか。
千奈美に試合は川田のストレッチ・プラムで天龍がギブアップしてしまいました。

天龍が負けちゃって残念でしたけども、
グーパンチやら落とす延髄やら、
滞空時間の長いブレーンバスターやら、
見たいものはすべて見せてもらったので満足ですわ。


◆憧れの白いタイツ
高田モンスター軍の先鋒川田が勝ち残り。
ハッスル軍は次鋒TAJIRIが入場。
TAJIRIは川田の左足を徹底的に攻める頭脳プレーを敢行しましたが、
ほんの一瞬気を取られた隙に、川田から丸められてスリーカウントを奪われてしまいました。
ハッスル軍2連敗。
劣勢に立たされたハッスル軍の窮地を救うべく登場したのが、
“ケツおやじ”
こと、我らが越中詩郎なんだって!
やってやるって!


真っさきに花道付近へダッシュして好ポジションを陣取り、越中の入場を待ちます。
そしてあの白いタイツが見えた瞬間、私スイッチが入ってしまって、
越中ーーーー!!”
って誰よりも先に叫んでいましたw
や、あの越中詩郎をこんな間近で見られるなんて思ってもみなかったんで、
鼻血が出そうでしたね。


越中といえばケツですよケツ!
得意のヒップアタックを惜しげもなく見せてくれますよ!
ワタシ興奮してしまってですね、
いつの間にか私きっかけで“ケツおやじ”コールを巻き起こしていましたw


でね、越中の白タイツですけどね、
長いこと使ってると思うんですよ、
で、何百回も、いや何千回もケツをぶつけてるんだと思うんですね、
よく見ると、
ケツのところだけ汚れてるんですよねw
や〜コレ対戦相手の血と汗が染みついてるんだなぁとか思うと感慨もひとしおですよ。
ケツ一筋。
永谷園並みだね。


◆レスラーからケンカ売られる
さて、試合はというと、弱った川田を寄せ付けず、
侍パワーボムで一蹴!
越中の勝利に歓喜する我々。
そんな最前で騒ぐ我々に気づいたのが、高田モンスター軍の次鋒、REY大原でした。
なんかね、とがったキャラなんですよ。
若造のくせに。
“お前なんか越中とやるの10年早えぇんだよ!”
とか、相手の攻撃に一つ一つにブーイングをカマしていたら、
かましいのがおる、と認識されてしまったんですよ。


試合は越中優勢で進み、
得意のケツ、ブレーンバスター、河津落としで試合を組み立てます。
もうやんややんやで“ケツおやじ”コールしまくりです。
そんな我々を快く思わなかったREY大原。
試合中でありながらいきなりこちらをみやり、
「なんやオルァ!」
とか言って、リングの袖からこっちに向って指をクイクイってやって、
「かかってこいや!」
とかしてきやがるw
ま、挑発されたのは僕じゃなくて隣の友達でしたけドネw
ものすごいレスが来たんで戸惑いましたが、レスラーから挑発されるなんてファン冥利に尽きます。


ですけどね、
場外乱闘になって、
“やれやれ〜!”
みたいなことを言ってたら、
REYの野郎飛びかかってこようとしましたからねw
アレはコワかった!
だけど微妙に距離を保ってるあたり、
“さすがレスラーだな”
なんて感心しちゃったりなんかしたりして。


しかし、いきなり危険が降りかかってきたわけですが、
レスラー殴るわけにもいかないし、なにしたらいいかわからんもんですねw
よくテレビで場外乱闘に巻き込まれる人とか見るけど、それが僕らなんだと思うと、
ちょっと恥ずかしいナァw
ま、これが現場の醍醐味といったところでしょう。


あと現場でわかったことと言えば、
越中って試合中こっちに向ってわかるようにしゃべってるんですね。
REY大原は、メキシコで何かのチャンピオンになってるみたいなんですけど、
そんなREY大原に向かって、
「なぁにがチャンピオンだ!メキシコじゃこっちの方が上だよ!」
とか、場外では、
「おぉし、パイルドライバーいくぞ!」
とか言ってるんですよ。
こうやって客の興味を惹きつつ、じぶんのテンションもあげてらっしゃるんだろうナァ。
でもって、勢いに乗る越中は、知られざる幻のフェイバリット・ホールド、
吊天井固めを敢行!

場外パイルドライバーにしろ、この技にしろ、
いちいち昭和w
だがそれがいい


そんな感じで越中が圧倒してたんですけど、
一瞬の隙をついてREY大原が越中を丸めこみ、我らが越中は敗退してしまったのでした。


TAJIRIに依頼される
ケツおやじも破れ、ハッスル軍は副将ボノくん登場。
ハッスル軍のキャプテンボノくんを見守るようにしてTAJIRIがリングサイドに控えています。
相手は越中に勝ったREY大原。
とはいえ疲弊しきっているREYは、なすすべなくボノくんに圧殺されてしまいましたw
それにしてもですね、ボノくんの腹は凄い、なんかタプタプしてる。
ボノくんが前かがみになってる姿を後ろから見ましたけど、
水風船が垂れてるみたいに見えましたよ。


そんなボノくんの次の相手は、アン・ジョー司令長官
IQ300を誇る狡猾なレスラーですよ。
苦戦が予想されましたが、ボノくんのフラッシュリング・エルボーにアン・ジョー悶絶w
コレは客席もどよめいてました。
親譲りだナァ。


さて、場内のコールってどんなきっかけで起こると思います?
あれ客席から自然発生的に起こってるなんて思うでしょ?
ま、大半はそうだと思いますが、
レスラーきっかけってのもあるんですね。


相手の姑息な攻めでボノくんがピンチになったとき、
客席から「ボノー!」なんて声がポツポツ上がるんですけど、
どうもそれがうまくまとまらない。
で、TAJIRIさんがリングサイドでボノくんを激励してて、
マット叩いてコールを促そうとするわけです。
我々がTAJIRIさんのきっかけに合わせてボノコールを始めて、会場中に伝わるといった感じ。


そんな我々の声出しにTAJIRIさんも気づいたようで、
ボノくんが劣勢になって、「コールが欲しいな」というときになったら、
こっちを見るようになったんですよ。
で、目で合図を送ってくるんですね。
それに呼応するようにボノコールをする我々w
TAJIRIさんニヤッとしてOK♪
たぶんどの会場でも釣れるヤツを見つけて、そいつをコールの導火線に使ってるんでしょう。
TAJIRIさんはそういうところの目利きができる人ですね。
っていうか、傍から見たらサクラに思われてたかもしれませんw
お金をもらってもいいくらいの働きぶりでしたね。


試合ですが、そんな我々の声援も虚しく、
高田モンスター軍の卑劣な乱入に遭い、両軍が場外でもみ合う形へ。
ボノくんは蜘蛛の糸に絡め取られて身動きできずリングアウト必至。
それを横目にリングへ戻ろうとしたところへ
TAJIRIさんの毒霧炸裂!
結局両者リングアウトとなり、ハッスル軍は残すところ大将のマグナムTOKYOだけになってしまうのであります。


◆「TOKYO GO!」
いよいよ大将マグナムTOKYOの登場!
でもその前に一抹の不安がよぎります。
今回の試合は勝ち抜き戦方式。
となると、試合の進行上、入場シーンがカットされるかも・・・
それはやだなぁと。
一度あの、マグナムTOKYOの入場シーンを観てみたくて、足を運んだわけですから。
期待と不安を胸にしまいこんで、今や遅しと入場を待ちます。


わくわく(←真野ちゃん風)


すると、なんかユーロビート風のイントロが聞こえてきて、
入場口でユネユネする影が見えるぞ!
って、あれは!
マグナムダンサーズ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

そしてほどなくして・・・



トゥキョーーーー!!



間違いない!
これは待ちに待った、
「TOKYO GO!」



マグナムと言えば「TOKYO GO!」
闘龍門時代から一度は見たいと思ってたんですよ。
なんか妖しげな雰囲気、一言で言えば「妖艶」、っていうか「セクシー」。
ダンサーが6人いて、その中心で踊るマグナムのカッコイイこと!
その妖しさに浸っちゃっていいんですか?
いいんです!
もうね、全力でフリコピしてました!w
つーかダンサーのおねぇさん、こっちばっかアオリすぎです!
他の客を置き去りにするくらい楽しんでました。


はぁマグナム最高だわ。
「TOKYO GO!」のために遠征してもいいくらいです。


この辺になるとカメラなんかどうでもよくなってました。


モンスター軍の副将、アルマってやつがデカイんですよ。
パワースラムとかスピードがパねぇ。
大将のゲドンもロックボトムとか強烈だったね。
レネうまくなったなぁ。
そんな大将同士の決戦ですが、途中島田の汚い裁定によって、一度はハッスル軍が負けを宣告されてしまいます。
それに納得いかないボノくんの「もう一回」の申し出から、会場全体に「もう一回もう一回」コールが巻き起こり、
“あ、なんかミスチルみたいだ”
と思っていたら

「誰だ、今3つ入れたの! こんな茶番がこの福岡で許されると思っているのかよ!
マグナムTOKYOがわざわざ博多までやって来たんだよ! こんな試合見に来たのか!
おまえらもモンスター軍を名乗っているなら、腹括ってもう一度勝負しろ! ゴング鳴らせ、ゴング!」

(公式HPより引用)


ってことで大将同士のリマッチがケテーイ。
高まる会場!
声援にも熱が入ります。
TAJIRIさんは相変わらずこっちにコールのきっかけをくれて、
TAJIRIさんの「せーの」に合わせてマグナムコールを起こしてました。


そんな我らの声援に応えるように、マグナムTOKYOの攻撃が冴えまくりです。
生エレクトスマッシュやら、ちょうどいい角度で「ROCK ON」を見ることが出来て、
大ラッキー、人一倍に大ラッキー。
そして最後は「絶縁」でフィニッシュ!
窮地に立たされたハッスル軍でしたが、大将マグナムTOKYOが強敵アルマとゲドンを破り、
見事ハッスル軍の勝利!


試合後、高田総統がお目見えして、
次のハッスルエイドでさよならだけど、なんかすんごいことが起こるって言い残して帰って行きました。

気になりますねぇ。
どうなるんだろう。
7月26日、両国まで行こうかしらw


そんなわけで一年ぶりのハッスルでしたが、
去年よりも面白かったですね。
グッズ売り場が縮小しちゃったり、浜翔がいなかったりと、
苦しい台所事情も垣間見えたのですが、
天龍が「九州場所の3日目、4日目よりも多い」って言うとおり
アリーナはほぼ満員でしたし、Tシャツ買うだけでサイン会にも参加出来ちゃいましたんで、
ヲタ的には去年よりも今年のほうが満足ですよ。
サイン会も豪華なメンバーでしたしね。
TAJIRI越中マグナムTOKYO、天龍、ボノくん
どれもピンで金がとれるメンツですよ。
それが一列になってサインしてくれるっていうんですからね、やりすぎじゃないかと思いましたけどね。
ファンにとってはうれしいかぎりですよ。
まぁ、こうやってサイン会を開かないと、客が来ないって意味もあるかもしれませんけど、
去年以上に選手もファンサービスに気を使ってくれてるみたいだから、
機会があったらまた行きたいなんて思います。


それから前回も思ったことなんですが、ハッスルは客が見たいと思っているものを見せてくれますね。
勝敗うんぬんよりも、選手の技とか、キャラクターを観にいってるところが大きいですからw
その選手の見どころさえ押さえておけば、損はしないといったところでしょう。


長くなりましたけど、また来年も福岡に来て欲しいですね。
「TOKYO GO!」が、また聴きたいです。
デワ。