WBC日本VSキューバ(2回目)

正直な話をすると、2回目のキューバには勝てないんじゃないかと思ってました。
ここで負けたら終わり。帰国したら原バッシングは星野以上になるんだろうな、
そんなんでシーズン戦えるのかな、日本一になっても嬉しくないな、
とか、まぁサイアクのパターンを想定して試合を見守っていたのですが、
相性ってのはあるんですね。
日本は韓国に分が悪いけど、ここ数年キューバに対してはなんかいいみたいです。


まぁまずは先発の岩隈が試合を作ってくれたことが勝因ですわね。
テンポよく打たせて取るリズムが、チーム全体にいい流れを引き寄せてくれたんだと思います。
たまに2アウトから大きいの打たれてたけど、締めるところは締めますからね。
さすが21勝投手ですよ。
2番手の杉内も安定感抜群だったですね。
なんとなく国際試合だと、杉内は打たれない、といったイメージがあります。


打つ方ですが、
小笠原の先制打は、あわやセンターのファインプレーというところでしたが、
グラブからぽろりのタイムリーエラー。運が良かったw
短期決戦では運を味方につけた方が勝ちますからね。これでガッツも目覚めたらいい。
青木が5の4。まさに打ち出の小づち状態。しっかり振れてるからでしょうね。
一方でイチローは当てに行くバッティングばかりしてて、見るからに状態が悪かったけど、
ようやくトンネルを抜けたみたい。
それにしても無様にバントを失敗するイチローとか初めて見た。
ま、イチローも人間やなぁと思ったのですが、
「一人だけキューバのユニホームを着ていた…」という表現が、やっぱり凡人には伝わりにくいイチロー語録でした。


これで対キューバ2連勝。しかもいずれの試合も0封。
リナレス、キンデランのいた頃じゃ、考えられないことでしたよ。
それだけキューバチームの選手が小粒になったってことかな。
(そりゃ亡命があとを絶たないみたいですからねぇ…。)


野球はキューバの国技といっていいスポーツ。
それだけにキューバ国民がWBCに寄せる期待は大きかったかもしれませんが、
こっちだって世界で唯一「V2」を狙うことができるチームですからね。
そう簡単に引き下がれませんよ!
ってなわけで、
ごめんね、カストロ!w


しかしまた韓国とやらなきゃいけないのかw
決勝まで日韓戦だったらどうする!?
なんかもう日韓シリーズとか言って7回戦制で、先に4勝した方を
世界一にしていいんじゃないかな。