監督問題決着

ＷＢＣ監督　巨人・原氏が就任要請を快諾
毎日新聞 - 2008/10/28 12:05

来年３月に行われる野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の日本代表監督選考で、プロ野球の加藤良三コミッショナーは２８日午前、川崎市内で巨人・原辰徳監督（５０）と会談し、代表監督就任を要請した。原監督は「自分の持てる力をしっかり出して強いチームを作る力になりたい」と答え、正式に受諾した。

　会談後に会見した原監督は「野球人として日本代表は誇り、あこがれだった。こういう形（監督就任）は予想していなかった」と心境を語り、「世界中で日本の野球人が活躍している。選手やファン、コーチが一致団結して世界と戦う。それが日本の良さ」と熱を込めて語った。原監督は日本シリーズを控えており、コーチ人事などはシリーズ終了後に着手するという。

ＷＢＣ日本代表の監督に、我が軍の原監督が就任。
って、大事な日本シリーズを前に、なんかゴタゴタに巻き込まれたような感じです。
どうせ今各チームは秋季練習の真っ最中で、ジャパンになんか触れられるわけもないんだから、
就任要請なんて日本シリーズが終わってからでもよかったのにとか思います。
おまけに日本シリーズ前にジャパンの監督就任が決まってしまって、
これで西武に４タテでも食らおうもんならＮＰＢのメンツ丸つぶれですやん。
こらジャパンの監督就任に花を添えるために、日本シリーズは是が非でも勝たんといかんな。

しかし前監督の王さんに比べると、ちょっと格が落ちちゃう感は否めませんね。
ＷＢＣと言えば、メジャー組の動向が気になるところですけど、
正直、イチローが王さんの言うことを聞いたのも、自分よりも実績のある選手だからではないかと思うんです。
監督が原さんになって、イチローや松坂が原さんについてきてくれるかどうか心配です。
なんだかイチローとか松坂とか、平気で「シーズンがありますので」
とか言って早々に辞退を決め込みそうな気がするんですよねぇ・・・。
だからでしょうか。ピッチングコーチに野茂さんの名前が挙がっているようです。
「原さんじゃアレだけど、野茂さんがいるなら・・・」っていう効果を狙ってのものでしょうか。
そんなことしなくても、メジャーリーガーはみんな「日本のためなら」と、
アメリカから手弁当で駆けつけてくれるような心意気の持ち主だと思いたいですね。
そういえば前回不参加で、その後野球人生の奈落の底に落ちた松井ですけれども、
今回はさすがに辞退はないでしょうね？
巨人時代にお世話になった原さんですからね。
これでもシーズンを優先するなんてことを言いやがったら、
もう一生帰ってこなくていいよとゆいたいです。

ようやく第２回目を迎えるＷＢＣ。
今回は前回苦渋をなめたアメリカが本気出してくると思うんですよね。
ドミニカ、プエルトリコなんかも最強メンバーを揃えてきそう。
北京オリンピック金メダルの韓国には、借りを返さなければならんところですが、
どの国も一筋縄じゃいかないはず。

とはいえ、
前回はメキシコの奇跡がありましたけれども、
我が国はディフェンディングチャンピオン！
負けたらいいわけができないくらいのベストメンバーを組んで臨んでもらいたい。

国と国とが威信をかけて争うＷＢＣ。
野球発展のためにも、
ぜひベストメンバーで挑んでください！

そしてメジャーリーガーの皆さん、
どうぞ原監督を男にしてやってください！！