まぁ、いつかはこういう時代が来るんだろうと思っていましたが。
「力試したい」と田沢＝新日本石油ENEOS
9月11日20時22分配信 時事通信
新日本石油ENEOSの大久保秀昭監督は11日、田沢純一投手（22）の大リーグ挑戦の意思表明を受け、日本の12球団にドラフト会議で指名しないよう要望する文書をファクスで送付したことを明らかにした。
同監督はこの日の表明の趣旨を「日本の球団に失礼がないよう配慮した」と説明。人材流出に対する日本側の危機感に理解を示しながら「挑戦する気持ちを純粋に応援したい」と語った。田沢自身は、日本で指名された場合について「考えたことがないので分からない」と話した。
田沢は昨秋のワールドカップ出場以来、メジャーのスカウトが視察に来るようになり、気持ちが傾いたという。「目標の選手はいないが、力をどこまで伸ばせるか試したい」と語り、意中の球団などは明言しなかった。
ほう、
大久保が監督になっとるｗ
古巣ですからね。
まぁいいや。
そんなことより、
ついにメジャーが青田買い始めましたか。
こりゃますます日本球界のマイナー化が進みそうですね。
そりゃいつかは親になり、
いつかは星になるから、
後悔しないように夢中になっていいと思います。
だけど、
簡単にメジャーに行ける世の中になりましたねｗ
その昔、200勝投手の江夏が若手と混じってスプリングキャンプに参加したり、
マック鈴木みたいに高校中退して単身渡米したり、
野茂のように自由契約されてまで信念を貫いて挑戦するような、
そんな命を賭けて挑む戦いの場であったはずなのに、
今や猫も杓子もジャーメージャーメーって、
井口やら、岩村やら、
気がつけば福盛や薮田までもがメジャーに逝ってる始末。
ま、これはＦＡ制度ができたからなんですけど、
正直、僕が知ってるメジャーってこんなんだったかなって思います。
僕のメジャーリーグ観戦歴（テレビでｗ）は、ハーシュハイザーがドジャースのエースだった頃からですんで、
もう20年になりますが、
僕から言わせてもらえれば（←NSDなのは承知の上ｗ）、
こんなに日本人がホイホイメジャーを意識するようになったか、
メジャーも質が落ちたなｗ
と思わざるをえないですね。
ここまでの論調で、僕がメジャー挑戦に対して批判的であることがわかるかと存じますが、
それには、理由がありまして、
舞台は違いますが、サッカーや競馬で世界に挑戦する場合は喜んで送り出したい派です。
というのも、
それが日本のためになるからです。
サッカーにおいては、ワールドカップで勝つためなら高いレベルでスキルを磨いて欲しいから
海外移籍も納得できます。
しかし、野球は、今のところ、
選手個人の充足感を満たすことだけで終わっているような気がします。
言いかえれば、
メジャーに行った選手たちが、日本球界に対して恩返しをしていないために、
単なる「人材の流出」のように思わざるを得ないのです。
野球もせっかくＷＢＣという国際大会ができたわけですから、
再び世界一になるためにメジャーで腕を磨く、
その気構えがあるのであれば、喜んで送り出しましょうって思うんですけどね。
どうも「実力を試したい」とか、「あのフィールドに立ちたい」とか
そんなんばっかですやん。
選手が「憧れ」だけでメジャーに挑戦してるんだったら、
メジャーが上、日本が下と言っているようなものだから、
それだけは
州´・ ｖ ・）＜ホント止めて欲しい！
メジャーに行って、実力をつけて、
代表選で活かす。
そういう大義名分がないと、
松井を持って行かれた巨人ファンの胸中は一向に晴れませんよｗ
